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2011年1月21日 (金)

ゴルフと瞑想の作用

たいてい本は、2種類の方向性の違うものを
同時に読む、というかんじにしていますが。


実用書と小説、とか、
硬いものと柔らかいもの、とか。
まあ、ともかく、割と全然違う系統の本を同時に持ち歩いて、
気分によって読み分ける、というのが、
切り替えというか、バランス的に良いような気がするので、
そんなかんじになっている。

で、今、同時に読んでいるものが、
ゴルフの本と、仏教の本なのですが。
一見全然違うような系統の本なのだけど、
その中で全く同じようなことを言っていて、びっくりしたのでした。

まあ、ゴルフの本と言っても、メンタル面に特化して書いている本ではあるのですが。
その中で主として言っていることが、

ボールを打つ時には、
ボールの飛ぶ先(未来)に意識を向けるのも駄目で、
「さっきのは失敗した」「さっきのはうまくいった」という、過去に意識を向けるのも駄目。
今この瞬間のことだけに意識を向けるべし。

という話なのです。

と書くと、当たり前じゃん、という気もするかもしれないけど、
やってみるとこれが意外に難しいことで、
けっこう人間は、今この瞬間に意識を集中していなくて、
「あの池越えられるかな?!まっすぐ飛ばせるかな?!」
「さっきのパット決められなかったなあー。くやしい。あれ決まってればなあ」
「さっきのドライバー良く飛んだなあー。」
なんて、過去や未来のことでかなりの思考回路を費やしているものである。
実際、意識してみると、かなりそうなのだ、ということがわかる。
そして、過去の成功も失敗も、考えないで目の前に集中することが
ものすごく難しいものなのだ、ということも、やってみると、わかる。

そして、こういう意識は、日常でもできないと、
プレー中にいきなり「今に集中する」なんてことはできないので、
日常でも訓練すべし、として、訓練法なども書いてあった。


一方で同時に読んでいた本は、
テーラワーダ仏教の僧侶、アルボムッレ・スマナサーラと養老孟司の対談の本なのですが。
その中で言われていた、テーラワーダ式の瞑想の方法というのが、
まさに、上記のゴルフの本で書かれていた
今この瞬間に意識を向ける練習と同じようなことなのでした。
それのもっと高度なかんじなだけで、やってることは一緒。

どちらで言っているやり方も、要は同じ話。
今目の前にあることに意識を100%向けて、そこを意識する。
「手をあげる」とか「かゆい」とかまで、今この瞬間のことをちゃんと意識するということ。

脳みその思考は、放っておくと、どんどん過去や未来の妄想に走ってしまうのだそうだ。
妄想が、全ての苦しみであるのだ、とスマナサーラ氏は言っているが
それがそのままゴルフの失敗プレーに結びついているとも言える。

むむむ。深い。

ゴルフも、単なる趣味の一環と思っていた時にはそんなに興味深くもなかったのだけど、
メンタルがものすごく顕著に反映されるスポーツなのだ、ということに気がついてくると、
面白くなってきた。

ヘタな修行をするよりは、けっこう良い修行になるのかもしれないなあ、ゴルフってものは、
と思う今日この頃なのでした。

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